顔の病気|瀬戸耳鼻咽喉科医院|亀有駅の耳鼻咽喉科

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顔の病気

顔の病気|瀬戸耳鼻咽喉科医院|亀有駅の耳鼻咽喉科

顔の疾患について

鏡で顔を見る男性

顔の痛み、腫れ

多くの場合、鼻や、副鼻腔、歯に関連する炎症で起こります。「鼻の病気について」もご参照ください。
鼻や副鼻腔、歯に異常がない場合には、三叉神経痛のことがあります。本ページ「神経痛」の記載を参考にしてください。
まれですが、口の中や、鼻・副鼻腔、顔面深部にできる悪性腫瘍(がんや肉腫、悪性リンパ腫等)のために顔が腫れたり、痛むことがあります。副鼻腔炎との鑑別が難しく、なかなか診断がつけられないケースもあります。当院ではこれまでのがん専門病院での経験により、診察や鼻・副鼻腔のファイバー、レントゲンや、状況によっては画像センターに紹介してCTやMRIを撮影していただき、総合的に診断します。状況によっては検査を待たずに、早期に適切な施設へ紹介します。

顔面神経麻痺(ベル麻痺)

麻痺には教科書的には感覚の麻痺と動きの麻痺がありますが、顔面神経麻痺というと一般的には動きの麻痺を指します。
顔を動かす顔面神経は、中耳から、耳の後の骨の中、耳下腺の中を通って顔に出るため、耳鼻科で診断、治療を行います。
ある日突然、顔に力が入らなくなり、口から水が漏れたり、目が閉じなくなって気づきます。他、舌の味覚が弱くなる、周囲の音が響いて聞こえる、等の症状も一緒に感じることがあります。先行して、耳の下あたりがズキズキと痛むこともあります。
原因は、疲労などによる免疫力の低下が引き金になって、体に潜んでいた単純ヘルペスウイルスが再活性化し、顔面神経に炎症を起こすことで発症します。
神経の炎症がある程度進んでしまうと、神経が回復しなくなってしまうため、できるだけ早期に治療を開始したほうが回復は期待できます。
治療はヘルペスウイルスの増殖をおさえる抗ウイルス薬、神経の炎症を抑えるステロイド剤、神経の修復を助けるビタミンB12などを使用し、8割の方が回復します。しかし、2割の方で麻痺や障害が残ってしまうため、半年から1年程度経過をみて、麻痺が回復しない場合には、ご本人の希望があれば、形成外科による再建手術を検討することがあります。

ラムゼイハント症候群

ベル麻痺と同じようにある日突然顔の動きが悪くなりますが、ラムゼイハント症候群では、耳の中に痛みを伴う水疱を認め、時に難聴やめまいのどちらか、あるいは両方を伴うことがあります。
原因はこどもの頃にかかった水ぼうそうのウイルス(水痘帯状疱疹ウイルス)が、顔の神経の節目に潜んでいて、疲労やストレスが原因で免疫力が落ちたときに、ウイルスが再活性化して顔面神経に炎症を起こして発症します。
ベル麻痺と比べると炎症の程度が強く、治りづらくて後遺症も残りやすいです。
治療はベル麻痺と同じで、できるだけ早期に始めた方が回復は期待でき、抗ウイルス薬とステロイド剤、神経の修復を助けるビタミンB12などを使用します。
半年から1年程度経過をみて、麻痺が回復しない場合には、ご本人の希望があれば、形成外科による再建手術を検討することがあります。

真珠腫性中耳炎による顔面麻痺

「耳の病気(外耳、中耳)」で記載しています。
真珠腫は腫瘍ではありませんが、周囲の骨を壊して進展していきます。かなり進行したケースに限られますが、中耳の中を通る顔面神経の周りの骨が壊れて神経が露出し、圧迫されたり炎症を起こして、顔面神経麻痺が起こることがあります。早期に手術により真珠腫を取り除く治療が必要です。

耳下腺がんによる顔面神経麻痺

耳下腺は、両耳の下にある唾液をつくる臓器です。
顔面神経は耳の中を出た後に、耳下腺の中を通るので、耳下腺にがんができると、神経が圧迫されたり、がんの侵食をうけて麻痺を起こします。
診断は触診で耳下腺にしこりがないかどうかで判断し、疑いがあればCTやMRIを撮影します。顔面麻痺をおこすような耳下腺がんは、周囲に染み込むように広がるため、しこりとして触れにくいこともあり、専門家であっても、発見が難しいこともあります。

三叉神経痛

鼻や副鼻腔、顔面深部に原因となる異常が無いのに、左右どちらか片方の顔や口の中に、発作的に耐え難いズキズキとした痛みが出ます。歯磨きや洗顔、髭剃り、食事などで痛みが誘発されます。
原因は、頭の中で脳の血管が蛇行して、顔の感覚の神経である三叉神経を圧迫することで起こります。
顔や口の中が痛い場合には、まずは耳鼻咽喉科で、鼻や副鼻腔、顔面深部、口腔に異常がないか診断が必要ですが(後は歯科で歯の異常がないかも確認が必要)、とくに異常が発見できなかった場合には、この疾患の可能性があります。脳外科での精密検査が推奨されます。

顔面痙攣

片方のまぶたがピクピクと痙攣し、それが数ヶ月以上続き、徐々に頬や口の周りにも痙攣が広がる疾患です。
疲れた時に一時的にまぶたがピクピクと動いて、しばらくすると症状がなくなる場合には心配は要りません。
頭の中で、脳の動脈が加齢で蛇行して、顔面神経を圧迫するために発症します。
治療は顔面神経の伝達をブロックするボトックス注射を行いますが、眼科、脳神経外科などで行っていることが多いです。ただし、ボトックス注射は数ヶ月で効果が切れるため、再注射が必要です。他に根本的治療として、脳外科で、耳の後ろを切開して開頭し、圧迫している脳の血管を移動させたり、神経の間にクッションを挟む手術があります。手術をすると、多くのケースで症状がなくなります。

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