- 鼻水が止まらない
- 鼻づまりがある
- 花粉症がつらい(鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、充血など)
- 鼻が痛い
- 色のついた鼻水がでる
- 鼻から嫌な匂いがする
- 頬や目の奥、眉間が痛い
- 匂いがわからない
- 鼻血が止まりにくい
鼻の症状
鼻の症状

鼻には呼吸の通り道、空気の加湿、においをかぐ、細菌やウイルスの排泄、といった役割があります。奥行きは成人で10cmほどあり、鼻中隔という壁、仕切りで左右に分かれています。中は単なる空洞ではなく、ひだ(鼻甲介)が3枚ずつあり、このひだによって空気の流れが整えられ、粘膜から分泌液が出ることによって空気が加湿されて、普通の呼吸ができています。ひだ(鼻甲介)は自律神経の働きによって、無意識のうちに左右別々に腫れたり引いたりして、環境に応じて空気の流れを調整しています。分泌液は1日に数リットル生産され加湿に関与していますが、そのうち1から2リットルは正常でも鼻からのどに流れて自然に飲み込んでいます。風邪などの原因となるウイルスや細菌が呼吸ともに鼻に入ると、分泌物に含まれる免疫因子がこれらを退治し、粘膜に生えている目に見えない繊毛が出口の方向に働いて、知らないうちに排除しています。匂いを嗅ぐ神経は、鼻のなかでも、上の方のごく一部分にしかなく、そこに匂い分子が届くことによって匂いを感じることができます。
副鼻腔は鼻の周囲にある骨の空洞です。生まれたときはほとんどありませんが、2歳くらいから空洞ができ始めて高校生くらいで完成します。上顎洞、篩骨洞、前頭洞、蝶形洞という4つの副鼻腔があり、それぞれは小さな穴で鼻と繋がっています。空洞によって声を共鳴させたり、鼻と同様に分泌物を出したり、繊毛により細菌やウイルスを排除するのに役立っています。また空洞を作ることで頭蓋骨を軽量化しているとも言われています。
これらの構造や機能により、私たちは無意識のうちに快適に呼吸をして、細菌やウイルスの感染から守られ、食事を食べるときにその匂いをかいで生活をしています。炎症やアレルギーによって分泌液の量が異常に増えれば、それが鼻水として出たり、のどに回る量が増えて不快になります。炎症やアレルギーでひだが極端に腫れると、通り道が塞がれて鼻が詰まります。鼻を左右に分けている仕切り(鼻中隔)が成長の過程で曲がると片側が狭くなり鼻が詰まって、もう一方の広い方も空間や機能を補うためにひだが腫れてやはり鼻がつまります。鼻の免疫機能が落ちたり、いままでかかったことがないウイルスや細菌が入ると、退治仕切れなくなり、感染による炎症を起こし、ウイルス性では透明な、細菌性では色のついた濁った鼻漏がでます。鼻から小さな穴を通って副鼻腔に細菌が入ると、膿が出て鼻やのどに回ったり、溜まって頬や頭が痛くなります。鼻が塞がって匂い分子が鼻の奥に届かなくなったり、匂いの神経に炎症が起これば匂いがしなくなります。
鼻の病気には、①アレルギーによる疾患 ②炎症による疾患 ③その他 まれに ④腫瘍 によるものがあります。
各疾患に関しては、診療案内の「鼻の病気について」をご参照ください。あくまで参考ですので、実際の診断には診察が必要です。
鼻水、鼻詰まり、頬の痛み
アレルギーによる疾患、炎症による疾患、その他の鼻中隔弯曲症についてを参照してください。
後鼻漏
炎症による疾患と、その他の疾患の後鼻漏についてを参照してください。
鼻血
その他の疾患の鼻出血、腫瘍による疾患を参照してください。
匂いがしない、匂いがおかしい
その他の疾患の嗅覚障害を参照してください。
当する症状がなければ、診察により診断を行います。
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